猫の話し その3

昨日、南房総からの帰り道、館山道はかなりの雪に見舞われました!
まぁ一瞬なんですけどそれでも滅多にないことですし、かなり硬い雪でビックリですね!
それでなくても寒いのは予報で知っていたので今週末はあまり行きたくなかったのですが、気になることもあったので・・・
以前、日記にも書きました千倉の猫たち、実は1月はじめの3連休を使って6匹を去勢・避妊手術しました。
お父さん猫であろうちび。
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母猫はかなりの野良なのでちゃんとした写真がないのですが、唯一子供を育てる時には生きるために接触してきたので、子供と一緒に写っている右側の人(猫)相の怖い子がそうです^^;
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母猫のビッケ(ちび達3兄弟のあと、1年くらい経ってから最後に見かけた子なのでびりっけのビッケです。)

そして春に生まれたのであろう子供達4匹。

まずオスのまるでちびのコピーのようなちびちび。
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こちらもオスで、アメショのようにきれいな柄ですが、スムースでしま柄、1番ビッケに似ているのでチビッケ。
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白スムースのメス、初めて見たときはとっても怖い顔ではんにゃ顔をしていたのではんにゃと呼んでいますが、今ではかわいいお顔がちびによく似ていますし、招き猫ダックの子にそっくりになっています。
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最後はメスのフサフサ。
ただ単にしま柄でフサフサなので・・・写真は子供の頃ですが、今ではすっかりちびのようなフサフサで、顔の中身もちびに似てかわいいですし、兄弟で1番小さく1番大人しいのになつっこい。
他の子のようにあちこち行けないので、うちにずっと隠れているみたいです。
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フサフサは今はかなり違いますね。
唯一この間お外で写真を撮ったので・・・
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こんな子です。。。

ちなみにみんな、名前というよりは、認識するための呼び名です。
裏の方はちびのことを白ちゃん、ボスのことをシュリンプちゃん(しっぽがくるんとエビみたいに立派なので、お孫さんが付けたらしいです)と呼んでいるようですしね^^;

さて、手術に至るまで・・・何から話しましょうかね。
まずはこの6匹の中に、足のなくなった猫「ボス」が含まれていないことにお気づきでしょうか?
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実はボス、11月の中頃からずっと見ていないのです。。。

それまでは毎週末、行くたびにちゃんと車の音を聞いてどこからともなく呼びかけに答えてくれたボス。
それが急にぱったりと、まったく姿を消してしまったのです。

実はその少し前に、「ボスの里親に・・・」という問い合わせをいただいていたんです。
9月からボスを見るようになって、少しの期待を持って、いくつか里親サイトに登録していたんです。
もちろん成猫ですしまったく問い合わせもなく、くるのは金銭の発生する連絡くらい・・・
もうその線は無理なんだなぁって思っていました。
でも・・・掲示板でボスを見てからずっと気にかけていてくれた方がいたんです!
しかもその後もうお一方からもご連絡をいただき・・・ありがたい話しですね。

でもその頃、正直迷っていたんです。
それは毎週末元気に、どんどん太った姿でボスが来てくれていたこと、
時期が終わったのか、ちびがボスをいじめることが落ち着いてきて、ちょっと距離をとりながらもボスとちびがお隣さんの屋根の上で寝ているのを見たこと・・・そんなふうに安心が生まれていました。
あの土地はさびれた別荘地ということもあって人も車も多くなく、そしてあの子達を見ていると、多くの人にかわいがられてもいることが一目瞭然。
自由に自然と戯れ、そして人間ともいいおつきあいが出来ている・・・
そんな子達が犬とは違うので、飼い猫になったら今度は家から散歩に出ることすら叶わない。。。
果たしてそれはいいことかどうなのか・・・旦那さんにはかわいいからこそそんな考えもあり、私もそれを強く否定することができませんでした。
少なからず私の中にもそんな考えがありましたしね。
そんな葛藤の中もたもたし、でもやっぱりハンディのあるボスがまたやってくる発情期に立ち向かえるのか・・・?
そんな議論を繰り返し、やっと里親さんにお願いしよう!と決めた週末からボスは姿を消したのでした。

あとで分かったことですが裏の方の話では、最後に見かけたとき、ちびとボスがケンカをしていたそうです。
ボスがああなってから、ちびのボスに対する態度には猫を飼ったことのない私たちには驚きでしたが、でもあれはきっともう終わりかけで、だからボスはそれでもうちに来ることが出来ていたんでしょうね!
本気になったら、本当の発情期のピークは、あんなものじゃない・・・
それを証拠に、その後、そうそう姿を見せることのなかったちびは、やっと見かけたと思うと顔中傷だらけ。
あんなに太っていたのに、あっという間に子供のちびちびよりも痩せてしまっていましたから・・・
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2週間ほど前の写真ですが分かりますか?
目も傷がいっていたようで、人(猫)相も変わっていました。
でもこの更に1週間前に見たときは、顔中血だらけで写真なんか撮る余裕がなく恐ろしいほどで、急いで消毒液をティッシュに含ませ1度拭いたら恐ろしいほど血と膿が出て、あまりの恐ろしさにひるんでしまい、捕まえることも出来ませんでしたから。

それともう1つ、母猫であるビッケは元々野良気質が強く、たまに餌の盗み食いをして逃げる後ろ姿を見る程度で滅多に見ないのですが、それを見る機会が増えてきました。
恐ろしいくらいの食欲でガバガバッと食べ、走って逃げる。
観察して中から見ていると、子供達を猫パンチしてまで食べる。
何故だかちびには追い立てられているようでしたが、それでも懲りずにやってくる。。。
またこの子は妊娠しているのではないか・・・?
そんな不安でいっぱいになってきました。

そんなことが続き、そんな猫たちを見ているのも限界になり、子猫たちがそろそろ生後半年も過ぎて巣立ちをむかえ、いつかこの子達は縄張り争いでケンカをし、親のちびとも戦い、傷を作り、感染症を引き起こし・・・
そしてメスの子は子供を身ごもり、この辺りは猫が少ないのでもちろん血縁関係での繁殖を繰り返し、奇形が生まれ、そして産むだけ産んでどんどん衰弱していって・・・
野良猫の寿命は5年くらいだと聞いたことがあります。
でもそれは、オスはケンカの感染症で、メスは子供を産み続けることによっての衰弱死が多いと聞きます。
もしも去勢・避妊の手術をしたら・・・この辺りは前にも書いたように、猫たちにとって暮らしやすい土地です。
そうしたらもしかしたら平和に仲良く長生きできるのかも知れない。。。
そしてなによりも、本当に1・2割の希望なんですけど、ボスが戻ってきてくれるかも知れない。。。
そう思ったんです。
本当に遅いんですけどね。。。
ごめんね、ボス。さかのぼればトラだって・・・ごめんね。。。
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あの頃の仲良しだった3兄弟が、懐かしいです。。。

やっとの思いで手術を決め、良心的の値段で手術をして下さる病院を紹介すると言って下さった「ちばわん」の方に連絡をすると、病院を教えて下さるだけではなく、捕獲器を持って南房総まで来て手伝ってくれるとご連絡をいただきました。
正直夫婦2人では不安なこともいっぱいで、毎週末少しずつ捕獲しては病院に行き、平日に私が放しに来よう・・・とかいろいろと考えていたので、本当にありがたかったです。
それで捕獲の日を1月はじめの連休の初日に決め、我が家ではそれまで冬休みも存分にこちらにいて、捕獲がスムーズに行くようにみんなを餌付けする事にしました。
今までももちろん子供達がかわいい・・・ちびがかわいいという気持ちはあったのですが、ボスを保護するため、ボスがうちに少しでも来やすいようにするため、それまではあまり接触をするのを避けていたんです。
それでも母猫が最初に連れてきていた場所ということもあり、子猫たちはけっこう隠れつつも来ていましたし、ちびは相変わらず食べ物は食べなくってもうちが大好き。
きっとあんな少しでも旦那さんが1番かまってくれるのかも知れませんね。
それとも犬が実は好きなんでしょうかね^^;

そんなこんなで猫たちがみんな我が家によくくるようになり、あっという間に3連休をむかえました。
結局ボスは来ませんでしたけど・・・

捕獲をするにあたって、こっそりナイショで・・・とも思ったのですが、うちがずっとこちらに居れないので、術後の猫たちの心配や、捕獲日になるべくうちに猫がお腹をすかせて集まってくれるようにと、前の週に裏の方にご挨拶に行くことにしました。
なんだかちょっといやな気分にさせてしまうのでは・・・?と心配したのですが、とりあえず喜んでくれました。
本当はね、1番メインでかわいがってくれている、というかある意味飼っているんじゃないか?って思いもあるんです。
でもその土地にはその土地の考えもあって、勝手に気になって行動するのも私の勝手。
というよりももしかしたらそんなことをすること自体がかわいそうだって思いもまだまだあのあたりではあるかも知れません。
だから快く賛成し、協力してくれただけで感謝です。
協力というのも当日、なんとエコバックにちびちびを詰めて(顔だけ出してましたよ^^;)我が家に持ってきたんです!
ベランダで寝ていたちびちびを捕まえて入れてきたって言ってました^^;
そんなアホなぁ~ですよね。
裏とはいえ別荘地ですし、道はダイレクトにつながっていないので、来るには山道を少し歩かないといけないんですよ。
野良猫なのに・・・でも本当なんですよ。
野良猫というのは名ばかりで、母猫のビッケ以外は本当に簡単なもので、実をいうとビッケ以外は捕獲器を持ったボランティアさんが来る前にみんなうちの玄関に入れておいたのですから。。。
朝から餌で釣り、まずはメス2匹を玄関におびき入れて締めて、その後餌を食べに来たちびとチビッケは、旦那さんが隙を見て捕まえました。
というよりもちびなんて来さえすれば抱っこなんて手慣れたものです。
この子達はいったい・・・野良なんでしょうかねぇ^^;
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あんまりみんないっぺんにこの狭い空間に・・・なんて最近ないでしょうからちょっと緊張してますけど、それでもそう取り乱したりもないです。

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チビッケはなんだか1番ぴょんぴょんがさがさ玄関を荒らしていましたけど、それでもかわいいもんです。

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どっちがちびだか分かります?
トイレの中がちびちびで真ん中にいるのがちびです。
持つとまだちびちびのほうが軽いですけど、でも型的にはもうちびと同等・・・というかきっとちびよりも巨大になると思います^^;

見た目はそっくりですけど顔の中身はかなり違うんですよ~。
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これはちびちびです。
ちびは今、顔が腫れているし原形ではないんですけど、同じくらいの年の時はこんな感じ。
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ちびちびのほうが顔の柄が強くって、そして内容が真ん中に詰まった寄り目ちゃん気味です^^;
ちょっとおもしろい愛嬌のある顔をしていますよ。

そんなこんなでボランティアさんが来たときにはこの状態で、なおかつみんなおデブで大人しい・・・
なんだかちょっとばつが悪い感じですよね・・・すみません。
少し我が家で待機して貰って母猫のビッケを捕獲器も仕掛けて待ったのですが来ず、仕方がないのでボランティアさんと一緒に5匹を乗せて、東京の病院に出発することにしました。
でも最終的に6匹出来たのは、旦那さんのおかげです。
きっと人もいっぱいでいつもと様子の違う我が家に警戒していたビッケでしたが、みんないなくなり時間が経って警戒心が解けたのでしょう。
でもやはりお利口さんで捕獲器には目もくれず、餌置けに少し残っていた餌を食べ、それに気が付いた旦那さんが美味しい缶詰を開けてやると、警戒することもなく食べ続けたようです。
いい頃合いを見計らって後ろからつかまえた旦那さん、少し格闘の末捕獲器に入れて捕獲完了!
すばらし~~~。
ちょっとビッケには怖い思いをさせちゃいましたが・・・
それから旦那さんが東京の病院に届けてくれました。
って、余談ですけど大変だったみたいですよ~。
車は私が乗っていっちゃったので、あるのは千倉用の軽のみ。
あれは波乗り近所用で買ったので、乗用ではなくバンタイプ。
3足オートマであまりスピードも出ず、スピードを出すとすごくうるさいのです^^;
1車線しかない館山道、多いにあおられてきたみたいですよ。
しかもETCが付いていないと、軽でもどれだけアクアラインが高いか思い知らされたみたいです^^;
って、しっかりカードで払ってくれたみたいですけどねぇ・・・
トホホ・・・最近いろいろ家系が厳しい話しですよ。。。

って、話がそれましたが、病院について先生が手際よく6匹を手術してくれました。
ちびの頭の傷も見ていただいたのですが、怖かった。。。
頭には大きな噛み痕で穴が開き、目の近くから耳付近まで膿が溜まり、それをぐちゃぐちゃと掘るというか、膿を出したりひんむいたり・・・ってもちろん麻酔はしてますから、ちびは平気なんですけど、見ている私が平気じゃない^^;
気持ち悪いし臭いし・・・でした。
って実は私、全ての手術に立ち会ったんです。
それから耳カットも自分でさせて貰いました。
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皆さんは耳カット、ご存じですか?
私は今回初めて知り、でも猫のことをネットでいろいろと調べている段階で知ってはいたので、もしかしたら今回、それをされるのかなぁと思ってはいたんです。
きれいな猫たち、本当に申し訳ないんですけど、でも自分でみんなしました。
これについては賛否両論で、いろいろなご意見があると思うのですが、私はそれでいいと思っています。
というよりも、その前に充分悩んだんですよ。
自分のうちの子でもない野良ちゃんを勝手に捕獲して勝手に手術して・・・それで責任もって飼うならまだしもまた放す。
手術をされてのメリットもデメリットもある意味人間都合で、猫にとってはどうなのか・・・?
何が良くて何が悪いのか?
元々私は何においても絶対なんてないと思いますし、絶対と言い切れる人をある意味すごいなぁって思うんです。
だから手術をした時点でもう私にとっては耳を切ろうが切るまいが、もう手を加えてしまった結果なんです。
だから・・・というわけではないですけど、それでも私に出来る限り、しっかり手術を見て話しかけて、そして耳をカットしました。
耳とはいえ、皮膚を切る感触はイヤなものですね。。。
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みんなかわいいお耳が台無しで、ごめんね。
その代わりといってはなんですけど、私に出来る範囲のこと、裏の方に言うだけでもかなりの勇気だったのですが、別荘地の会長さんにお願いして、↑のポスターを別荘地の掲示板に貼って貰うことにしました。
あの子達、急に耳が切れてしかもお腹も剃られメスの子は傷もある。
もしも、裏の方以外にもあの子達をかわいがっている人がいて(イヤ、あの太りっぷりは絶対いる^^;)、突然あんな風になっていたら驚くでしょう?
あとはあの子達が飼い猫だと思われるかも知れません。
面倒みてもらえなくなったら・・・と思ったんです。
毎日見てあげることの出来ない私のせめてもの気持ちです。。。

あっ、そうそう、1番気になっていたビッケの妊娠ですが、どきどきしながらお腹を開けてみていただいたところ、身ごもってもいませんでしたし、最近産んだ形跡もありませんでした。
開けてもしいたら・・・本当に、本当に良かったです。
ありがとう。。。

手術も6匹終わり、みんな無事麻酔も覚め・・・ついでなので一応みんなのみ取り薬もしちゃいました。
たまにマダニが大きくなって額とかに付いていて怖いし、女子部も心配なのでこれからも出来れば・・・と思っているんですけど、6匹となると結構懐痛いですよねぇ^^;

では今度は6匹を乗せて千倉まで・・・
ここで皆さんとはお別れです。
素早い行動力で私の背中を押して、力を貸して下さった「ちばわん」の方々、それから休み時間や診察時間関係なく困っている猫の、人間のため、そして「このご時世、仕事があるだけでもありがたい話しですよ~。」と穏やかに笑って言って下さる先生、本当にありがとうございました。

長い道のり、猫と共に帰ってきた私。
今晩は我が家の2階にみんなお泊まりです。
こんな時、2階があって空いているのでよかったですね^^
女子部にも負担が少なくてすみますし、何より臭いや鳴き声できっと旦那さんがまいっちゃいます。
猫アレルギーですしね^^;
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といっても捕獲器にシーツなどをくるんだまま。

何時間かおきにトイレなどをしていないか、吐き気はないかチェックして、汚れていたらシーツを交換して。。。
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毛布を掛けてお休みなさい。。。
おもしろいことに、こうしておくととっても静か。
でもいったん掃除に入ると私の声を聞いたちびがまずは「だせ~~~~!」と大鳴き。
その声に反応して子供達もちらほら。
野良気質のビッケはまったく鳴かず、シーツを取っても固まっていたり、子猫たちもその子の性格がよく出ます。
朝まで飲まず食わず・・・かわいそうですけど我慢我慢。
そしてみんな元気に、ちゃんと朝を迎えることがで来ました。

と、ここで続く。。。

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